年間行事
新年祝祷会
正月一日の午前6時半より、国家・国土の静謐と檀家各家の繁栄・安穏をご祈念いたします。ぜひ初詣としてご参詣下さい。
春彼岸
お彼岸は年に2回、春分の日と秋分の日の前後3日間の間を合わせた7 日間をさします。「彼岸」とは、本来、世の迷いにみちた「此岸」を渡った、悟りの「彼岸」のことをいいます。この期間にはお墓参りや法要などの「仏道修行」を行って、此岸を離れ、彼岸の悟りの世界をめざします。
花まつり
お釈迦様のお誕生を祝う行事です。お釈迦様が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づきますが、日本では新暦で行います。法要を行い、甘茶をふるまいます。
施餓鬼会法要・新盆会法要
お盆は、生きとし生けるもの全ての精霊にも供養の志を捧げる場です。「慈悲の心」と「感謝の心」を忘れない、というお釈迦様の教えに基いて法要を営みます。
水子供養会
境内墓地の「淀橋七地蔵」と「水子地蔵尊」は、故あって亡くなった小さな命を弔うため建立されました。毎年9月20日に法要を営み、この地蔵尊に手を合わせ供養の志を捧げます。
秋彼岸
年2回のお彼岸では、「布施」「自戒」「忍辱(にんにく)」「精進」「禅定」「智慧」の6つの正しい行い=「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を心がけなければいけません。仏壇やお墓にお参りをしてご先祖を供養する営みは日本独自のものですが、この行いによって私たちはご先祖様から受け継がれた自身の命に感謝することもこうした正しい行いに通じるものです。
お会式
弘安5年(1282)10月13日、日蓮聖人は武蔵国池上(現在の東京大田区池上)にて61歳のご生涯を閉じられました。「御会式」は、聖人の亡くなられた地に建つ池上本門寺を始め、日本全国の各寺で営まれる宗門の最大行事です。末法の世にお釈迦様の教えを私たちに説かれた日蓮聖人の遺徳に、報恩の志を捧げます。
ペット供養会
常圓寺には、祖師堂納骨堂と合祀墓(「菩提樹」)で亡くなったペットのご遺骨をご安置しています。私たちと共に暮し、家族の一員としてかけがいのない存在であるペットの精霊を供養する合同法要です。
除夜の鐘
「除夜の鐘」とは、大晦日の12月31日の夜から、新年を迎える元旦の深夜0時を挟んで撞かれる鐘のことです。人間の煩悩の数、また、四苦八苦を取り払うともいわれています。常圓寺の鐘楼は、地上八階の祖師堂ビルの屋上にあり、撞いた鐘の音が高層ビル群に響き渡ります。鐘はどなたでも撞くことができます。(「整理券」が必要となります)
上記の他、萬霊供養塔合同法要、はすのうてな追善法要などの行事を行っております。