教 え
お釈迦さまの教え
「お釈迦さま」は、紀元前5~6世紀頃、インドの北部(現在のネパール)に釈迦族の王子として生まれました。
さとりを開いた人=「ブッダ」とも呼ばれるお釈迦さまは、長い修行の末、人が生きるのにつきまとう苦しみのメカニズムを解き明し、苦しみから解放されるための智慧を、生涯を通じて人々へ伝えひろめました。
その“今をイキイキと生きるための智慧”は、「仏教」となり、現在もなお、3億人もの人々の心の拠り所となっています。
参考 − 日蓮宗公式サイト
今をイキイキと生きるためのお釈迦さまの教え-仏教
妙法蓮華経の教え
お釈迦さまの教え(言葉)をまとめた「お経」の数は、8万4千といわれています。
その中でも、日蓮宗が一番大切にしている教えが「妙法蓮華経」(通称:法華経)です。この妙法蓮華経には、お釈迦さまの本心があらわされています。まさに、この世をイキイキと生きるための仏教のエッセンスがつまった"教えの集大成"とも呼べるものです。
日蓮宗の宗祖・日蓮聖人は、「妙法蓮華経」こそが困難な時代を生きるあらゆる人々を救う最も尊いお経であると、説き続けられました。
参考 − 日蓮宗公式サイト
ざっくり納得 法華経のすべて
日蓮聖人の教え
日蓮宗の宗祖、日蓮聖人は、相次ぐ自然災害や争乱などで混乱を極めた鎌倉時代に生き、幾多の困難に見舞われながらも、強い信念のもと、お釈迦さまの教えを日本の地でひろめた人物です。
人々の苦しみを取り除き、社会全体が幸せになるように願った日蓮聖人は、来世ではなく"今を生きる"ことの大切さを説き、「妙法蓮華経」への信仰にその生涯を捧げました。日蓮聖人が説く、お釈迦さまの功徳が集約された「お題目」の世界は、今もなお多くの人々の心の拠り所となっています。
参考 − 日蓮宗公式サイト
ゼロから学ぶ 日蓮聖人の教え